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セレンディピティー(掘り出しもの)

2012年 11月 17日

『美しい経営』山路敬三氏の著書である。
好きな頁がある。(以下引用)
「私のモットーとしている諺に、
『事を計るは人、事を成すは天』
というのがある。


結果を決めてくれるのは、神様だというわけである。
そこで、失敗してからの方向転換は、神様が啓示を
与えてくれたのであり、一所懸命やっていると、
『セレンディピティー(掘り出し物)』が
出てくると、私は信じている。

神様は必ず、偶然を、いろいろなところにちりばめて
置いてくれている。それに気がつくかどうかは、平生
の心構えと洞察力によるという。偶然を必然とする
人間の努力もないわけではない。消去法や類推法
などの論理的手法があるが完全ではない。偶然は偶然
として素直に認め、そこから問題の解決法に取り組めば
いいではないか。」

いまの私には、救いになる一節である。
苦しいときの神頼みで、長年お参りしている神社を訪れ、
何年かぶりに、おみくじをひくと、
『現在の貴方の運勢は美運と謂う
 希望 順調でしょう。心を弛めてはいけません。
 (希望と愛とは偉業の両翼である)』
なんて出てくるのも、偶然のなせるワザかも知れない。

北海道に住む永年の友人が、
『HOPE きぼう こころをひらくとき』
ローレン・トンプソン作
という美しい写真と言葉で綴った本を贈ってくれた。

今日も、しっかりと生きよう!
 

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